関節リウマチの原因は、いまだにはっきりとは分かっていません。ただし、遺伝や感染による病気ではないとされています。
もしかして、免疫異常が関節リウマチの原因となっているのではないかという説があります。免疫というのは、体の外から異物がまぎれこんでしまった時に、素早く攻撃することで体を防御する仕組みです。
しかし、自己免疫に関する病気にかかってしまうと、体を防御する仕組みに狂いが生じてしまうのです。そして、異物ではなく自分自身の体を攻撃しはじめてしまいます。
免疫をコントロールしているのはリンパ球ですが、関節リウマチを発症した際にはリンパ球が体を攻撃するように変化してしまいます。
リンパ球は全身へ流れていくことができるので、症状はあらゆる場所で起こります。リウマチの「リウマ」は、ラテン語で流れるという意味があります。
自分自身を攻撃するリンパ球が全身に流れていくことで、関節外症状を引き起こすからです。
本来、ウイルスをはじめとする体の外の敵を攻撃する働きをするのが免疫なのですが、関節リウマチの場合は自分自身の滑膜を外敵と判断して攻撃してしまいます。その結果、関節に炎症が起こるわけです。
なぜ自分を攻撃してしまうのか、きっかけとなるものは何なのかという点がまだ明らかにされていません。
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