【関節リウマチ治療法の紹介】

指の変形と筋力低下

関節リウマチの症状が進行すると、関節の骨や軟骨にひどいダメージとなり、最終的には関節が変形してしまうことも珍しくありません。そのため、以前にくらべると動かせる関節の範囲が狭くなってしまいます。

たとえば、手指が小指の方へと偏ってしまう尺側偏位、足の親指が小指の方へ反ってしまう外反母趾、膝や肘がしっかりと伸ばせなくなる屈曲拘縮などが起こります。 この結果、手に力が入りにくくなったり、手がしびれたりするようになってきます。

関節リウマチは、発症した早い時期であっても、炎症が強ければかなりの筋力低下がみられることがあります。痛みや腫れがあるからといって、そのまま動かさないでいると大変なことになります。

発症後10 年もたてば、なんと筋力が健康な人の半分以下になってしまうこともあるからです。関節リウマチにおける筋力低下の一番の原因はなんといっても炎症ですが、それだけではありません。

痛みをおさえるため長時間じっとしたままでいたり、関節可動域が小さくなることで筋肉がうまく収縮ができなかったりすると、体の組織が萎縮して筋力低下を引き起こしてしまいます。

関節は考えている以上に大きな負担がかかる器官なので、筋力を強くすることはすなわち関節を守ることになるのです。

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