【関節リウマチ治療法の紹介】

関節固定術とは

薬物療法やリハビリなどで病気の進行を食い止めることができない関節リウマチの場合は、手術療法を行うことになります。手術療法には様々なタイプがありますが、その一つとして関節固定術というものがあります。

関節固定術は、関節リウマチによってダメージを受けた関節を固定する手術なのです。関節への破壊がかなりひどく、しょっちゅう脱臼してしまうような場合に行われます。

関節固定術は、かつてポリオという病気の治療によく利用されていました。筋肉が柔らかすぎて力が入らず、自力ではどうしても立てないような場合に有効だったのです。

しかし、ポリオがほぼ絶滅したといわれる現在では、関節固定術はあまり頻繁に行われなくなってきました。現在では、人工関節の技術がこれまでより格段に向上したため、関節固定術よりは関節形成術のほうが盛んに行われてます。

ただし、関節リウマチの中でも脊髄や神経を圧迫してしまうような頸椎の脱臼に関しては、脊椎を固定するために関節固定術が行われるケースもあります。

なお、関節固定術を行った時には、関節が自然な状態よりもしっかりと固定されてしまいます。ですから、日常生活を送る上で動きに制限が出てくるのもやむを得ません。たとえば、横座りはできますが、正座はできなくなってしまいます。

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