関節リウマチによって軟骨がすり減ってくると、関節の痛みもより一層強くなり、関節の動きが鈍くなったり歩きにくくなったりします。
人工関節置換術とは、傷んだ関節の部分だけを取り除いて、人工の関節に替えてしまう手術です。
人工の関節には、セラミック、金属、ポリエチレンなどの種類があります。日本国内においても年間で12万例以上の手術が行われており、股関節や膝関節といった場所が治療の中心になるので歩行能力が改善されます。
人工関節置換術を行えば、関節の痛みのもとになるものを全部取りのぞくことができるのがメリットです。ですから、他の関節リウマチの治療法と比べてみても、痛みをなすく効果はもっとも大きいといえるでしょう。
現在使用されている人工関節の耐久度はそれぞれの人の状態にもよっても異なりますが、平均して15年から20年程度しか維持できないとされています。
このため人工関節置換術を行った年代によっては、再び手術をして人工関節を交換する必要があります。
というわけで、これまでは60歳以上の高齢者に対しての手術とされてきました。しかし、現在では関節リウマチ患者の価値観や生活が優先されるようになり、若い人でも快適な生活を送る手段として人工関節置換術をするケースが増えています。
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